アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

他人の土地を勝手に使用――デヴィ夫人、石田純一らが社長と対談の太陽光発電会社

 それにしても、なぜ太陽光発電事業を巡ってはこうもトラブルや疑惑が次々と出て来るのか?
本紙がこれまで取り上げた件だけを振り返っても、奈良県天理市の太陽光発電建設を巡っては贈収賄疑惑も出て大阪地検特捜部が動いたものの市議が自殺しうやむやに。和歌山市のメガソーラー建設では暴力団が介入したものの、結局、金銭で和解し事件は潰れた模様だ。またつい最近では日テレ系メガソーラ建設を巡って恐喝事件が発生。もっとも、その背景にはさらなる闇があるとも。
その他、仙台市三重県度会町のメガソーラを取り上げたこともある。
そうかと思えば、太陽光発電ブームに目をつけ参入し、その法の隙間を突いて詐欺的行為をしている悪徳業者も後を絶たないようで、本紙が取り上げている「スマートグリッドホーム」、小泉純一郎元首相が広告塔的役割をしていた「テクノシステム」もその典型例だろう。今回取り上げる業者もこちらの方に属するようだ。
自社HPに掲載し、宣伝にも一役買っている元インドネシア大統領夫人のデヴィ夫人、人気俳優の石田純一(プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏も)との対談では、地球とコミュニケーションするとか、他社との違いとして「販売、施工、保守管理まで一貫して自社で行う」ことで信頼、人材の高さを強調している。ところが、京都府内の太陽光発電事業においては最初から他人の土地と分かっていながら確信犯的に勝手に使用した疑惑が。そして、バレると開き直り、民事・刑事両方で訴えられそうになっている。
この事実を知れば、さすがにデヴィ夫人らもビックリではないか。

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