先週記事の続編となる。(冒頭写真=「北日本紡績」3409。東証2部の株価チャート)
筆者(または「アクセスジャーナル」本編)は、これまでに「マディソン証券」、「カイカ」(2315。JQ。旧SJI)、「成瀬証券」(現・フィリップ証券)、「リミックスポイント」(3825。JQ)、「ユニバーサルエンターテイメント」(6425。JQ)の岡田和生前会長、「楽天」(4755。東証1部)元副社長の國重惇史氏、つい先日亡くなった平原宏一氏に関する記事を何度も取り上げて来ている。
もっとも、それらは個別にだ。
しかし、最近になってこれらが結びついていることがわかって来た。
そこで、以下にチャート図を作ってみたが、上手く表現できなかったので以上に補足させていただく。
「類は友を呼ぶ」とでもいうのか、かつて記事となってこれらの人や会社が何らかの形で結び付いていたようだ。なお、平原氏は死去したが、同氏は複数の金主からお金を預かり投資していた。亡くなったことで、それらスポンサーへの返済が困難となり揉め始めて来たとの聞いている。
また、「マディソン・ホールディングス」(香港)は「ヤンゲン証券」を買収して「マディソン証券」としたものの赤字続きで海千山千の安永博幸社長の椅子もさすがに揺らいできているようだ。起死回生として、成瀬証券時代に受けた仕手筋からの大量注文でとりあえずしのぐのだろうか。これを受けたら、また事故を起こすことは目に見えているのだが。2018年3月期の純利益は1億3000万円の赤字だったが、これから発表される19年度は2億円を超えるとも見られている。
以下のチャートの解説、(1)から(5)の流れが上手くいっていればマディソン証券がリミックスポイントの仮想通貨子会社を買収し、業容を拡大となっただろう。しかし、仮想通貨が大暴落し、平原氏も亡くなりあっけなく中止となった。