パチスロ大手「ユニバーサルエンターテインメント」(旧アルゼ。6425。JQ。東京都江東区)は10月22日、同社の元監査役で顧問弁護士だった荒井裕樹氏(冒頭右写真)につき、弁護士法で定める弁護士としての品位を失うべき非行があったとして、荒井氏が所属する第一東京弁護士会に懲戒請求したと、同社HPでIRした。
いくら何でも、上場企業が、自社が顧問として雇っていた(しかも監査役だった)弁護士につき、懲戒申し立てをするとは極めて稀なことだろう。
その理由については、そのIR(冒頭左写真)を見ていただくとして、10月20日に発売された会員制総合月刊誌『FACTA』11月号でも取り上げている(下写真)ように、この荒井弁護士、まだ42歳ながら、なかなか有名な人だった。
本紙でも既報のように、青色LEDを発明した中村修二氏の弁護団の一員として同氏を勝訴に導いてもいたからだ。