大手マスコミ既報のように、11月26日、京都地裁で、「餃子の王将」を全国展開する「王将フードサービス」(9936。東証プライム。京都市山科区)の社長だった大東隆行氏(享年72)を射殺したとする、特定危険指定暴力団「工藤会」系幹部・田中幸雄被告の初公判があり、同被告は、「決して犯人ではありません。決してが付きます。到底承服できません。もう一度申します。決して犯人ではありません」と述べ、起訴内容を繰り返し否定した。
本紙は同事件につき、かなり取材し、早くから報じており、田中被告は犯人ではないと見ている。
当初、京都府警は同和差別もあり、「上杉昌也」氏(右下写真)を犯人と見て捜査。マスコミにもその情報を流し煽った。
上杉氏は経営していたゴルフ場のため、王将フードサービスに借金があり、上杉氏側に王将側から約200億円が流出し、内約170億円が未回収になり、大東氏がその清算に当たっていたのは事実だ。
しかし、実際にはその多くが王将創業者一族側、また、上杉氏の裏側でゴルフ場に関与していたY氏側に流れ、Y氏が黒幕ではないかというのが本紙の見立てだ。
上杉氏もそう思っているようだが、自分がターゲットにされ、その不信感もあり警察には情報提供せず。そして、いつまで経っても犯人を上げられないこと、工藤会壊滅作戦を展開しているのでなおさら田中被告に人権などなく、人身御供にされたのでないかと思われる。
こうしたことは、これまで本紙で指摘済みで、田中被告の「決して犯人ではない」との主張は予想されたことだ。
そこで、これに機会に、改めて本紙の記事を紹介しておくことにした(上の各リンクをご覧いただきたい)。
YouTube版でも報じている(*ココをクリック。無料。上の6本がそう)。



