「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」(9936。東証1部。京都市)の第三者委員会が3月29日、創業家と関係が深い不動産会社経営男性A氏側に約200億円が流出し、約170億円が未回収になっていたとの調査報告書を発表。(冒頭左写真=「産経」、同右「毎日」3月30日記事より)
それを機に、本紙はこのA氏の背後に元暴力団幹部がいるだけでも問題だが、この元暴力団幹部、A氏以上に王将側に食い込んでいたとの証言も紹介している。
そして、本紙は射殺事件との関係がある場合、それはA氏ではなく、この元暴力団幹部と見ている。
こうしたなか、本紙既報のように、当局は今回射殺事件でA氏関係先にガサをかけるに至り、さすがにA氏は自分の身の潔白のためにも真相を話すのかと思いきや、未だ決心がつかないようだ。
そこで、本紙はとっておきのネタを公開することとした。
以前に簡単に概略だけは述べていた、A氏からその元暴力団組長側に「06年5月から08年8月にかけ、総額約66億円も送金されていた事実」を物語る証拠資料の件だ(*この一覧表には誤記があり、実際は約53億円。証拠資料、以下に転載)。