アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>「非弁行為」で、あの荒井弁護士が業務停止3カ月の懲戒処分に

荒井裕樹弁護士(48)に対し、所属する第一東京弁護士会は12月17日、「非弁行為」をしたとして、業務停止3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
荒井氏は弁護士なのに、なぜ、弁護士以外が法律事務を扱うことを禁じた「非弁行為」をしたと? 自分は仕事をしないで、弁護士資格のない者に弁護士でないとできない法律事務をやらせていたのかと思ったら、そうではなく、自分と依頼企業が代理人契約を結ぶ際、弁護士としての自分ではなく、租税回避地である英領バージン諸島に自身が設けた会社にしていたためだという。
その自身が設けた会社は弁護士法人ではないので、「非弁行為」に当たるというわけだ。
その設立場所を考えると、報酬分につき税金を逃れることが目的だったのだろう。
本紙ではこの荒井弁護士のことを何度も報じている
本紙は過去、「ユニバーサルエンターテインメント」(6425。東証スタンダード)に関する報道で提訴され、同社と争ったことがあるが、その時のユニバーサル側代理人がこの荒井氏だった(告発した社員を恫喝したり、形勢不利となるとアメで釣ろうとするなど手段を選ばない。岡田和生会長追放後、荒井氏は同社に懲戒請求されている李堅氏を岡田氏に紹介したとされる)。また、青色発光ダイオード(LED)の発明対価として、開発者の中村修二氏へ会社側に200億円の支払いを東京地裁が命じ(高裁で約8億4000万円の支払いで和解)話題になった訴訟にも、中村氏側で関わっていた
つい最近では、出版社と有賀学氏との訴訟で、有賀氏側の代理人を務めていることを本紙では報じたばかりだ。
ともかく、金持ちの顧客が多く、お金儲けに熱心な方のようだ。

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