アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(858)「ハコモノ仕手株総崩れ続く」

「マーチャント・バンカーズ」(3121。東証2部)といえば、公認会計士の能勢元氏も深く関わる銘柄で、オーナーといってもいい松下順一氏が有名煽り屋らと組んで材料を乱発していたがそれもむなしく直近の安値更新となっている。
丸政銘柄ともいわれ、アクセスジャーナル本編では創業者でもある阪大教授と吉村府知事と安倍元首相との癒着から来ているのではとまで指摘されている「アンジェス」(4563。マザーズ)は本日終値336円で、昨年6月の高値2492円から実に7分の1以下の大暴落ぶり(冒頭写真チャート)。今季売上予想わずか4000万円に対し、経常利益は66億円超の大赤字予想。これまでの増資のお陰で当面経営危機はなさそうだが、繁盛している街の居酒屋やパン屋より少ない売上高で上場している意味はない。仕手関係者は買っても買っても下がる状況だろう。発行株数が多過ぎるので、仕掛けてもすぐ下落する。
フーバーブレイン」(3927。マザーズ)も同様に11月9日高値後の最安値。「アジアゲートホールディングス」(1783。JQ)は先週少し戻したものの、また下落するだろう。10月初めに関係者は「10月18日に『アスコット』との業務提携発表で売上高130億円になる」と豪語していたが、そのころの10月8日が天井だ。それに仮に本当に提携で130億円売上の実現性が高かったら「インサイダー情報」、否、なかったので「風説の流布」に当たる。

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