アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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旧NHK党・立花氏金銭不明瞭疑惑――党顧問・司法書士の自宅の所有者は、党顧問・能勢公認会計士だった

本紙は現在も、「東京フィナンシャル・アドバイザーズ(東京FA)」(東京都千代田区)代表の能勢元・公認会計士と係争中だ
この東京FA、たくさんのわが国上場企業が増資をする際の株価算定などを主な業務としている。
その東京FAが、上場企業の依頼で株価算定を実際に行った事例で、その増資引受け先である海外匿名ファンド会社のオーナーが、能勢氏と思わないわけにはいかない疑惑が浮上した。その他にも、そのファンドに、過去、株価操縦で前科のある大物仕手筋資金を入れていることなども判明した。
そこで、こうしたことが事実であれば公認会計士としてアウトだし、わが国上場企業の信頼低下にも繋がることから、本紙で問題提起したところ、能勢氏に名誉棄損で提訴されたからだ。
こうして係争中のところ、旧NHK党(現「政治家女子48党」)で内紛が勃発。
そのなかで、大津綾香氏が立花孝志前党首は党資金の金銭使用が極めて不明瞭で警察とも協力して解明すると表明。そして、その財務のチェックなどを党顧問として見ているのが能勢氏が代表の東京FAと知りビックリ。
そこで調べてみると、①同党は、司法書士の加陽麻里布氏(30)が代表を務めるなど複数の事務所とも顧問契約している。②加陽氏は立花代表と元恋人関係で、立花氏は彼女に多額の支出をしていると思われる。③彼女の事務所は東京FAと同じビルに入居している。④加陽氏が代表を務める企業の前の代表が、前述の疑惑の海外匿名ファンドの常任代理人だった。⑤能勢氏と加陽氏はよく海外のカジノに一緒に出掛けている――こうしたいくつもの接点があることが判明した。
 そこで、本紙では5月11日にこれらのことを報じた
また、本紙YouTube版でも「前半」、「後半」の2回に分け、訴訟の内容も含め報じた。
さらに、本紙では取材を進めた。
そのなかには、こうした立花氏・加陽氏・能勢氏の三位一体の関係を思えば、加陽氏の自宅所有者の確認作業もあった。
ひょっとしたら、彼女の自宅の所有者は、党資金が流用され立花氏ないしその関係先と思ったからだ。
ところが、予想を裏切り、しかし能勢氏個人所有という驚くべき結果だったのだ(以下にその不動産謄本を転載)。

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