あの給付金10億円詐取事件とは、三重県津市の谷口光弘被告(48)親子らによるコロナ持続化給付金詐取のこと。
谷口被告の元妻、長男も起訴されているが、自分だけインドネシアに逃亡していて、昨年6月、日本に不法滞在で移送され逮捕された際(冒頭写真)、先日の「ルフィ」のように大手マスコミが大きく報じたことは記憶に新しいだろう。
あの事件と、太陽光発電事業絡みとも見られる、東京地検特捜部が家宅捜索した国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫・三浦清志氏に接点とは余りに突拍子もないと思われるだろうが、こういうことだ。
先の10億円詐取事件、約1800件もの虚偽申請がなされた結果だが、それだけの申請が出来たのは、「六本木人脈」の男の協力あってのことで、谷口被告と同日、逮捕されたのがこの男=太田浩一朗被告(35)。
本紙では、この太田被告のことを逮捕前から報じていたが、この給付金詐欺では、太田被告と知り合いだった小沢一真被告(34)も逮捕されている。太田被告同様、この小沢被告も谷口被告と共に、東京都港区で開催していた給付金申請希望者向けセミナーで不正受給方法を指南していた中核メンバーだった。