アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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三重県親子による10億円給付金詐欺事件——最高被害になった“六本木人脈”とは(捜査協力で逮捕されず!?)

警視庁は5月30日、詐欺容疑で、三重県津市在住の谷口親子3人を逮捕。主犯と見られる父親の谷口光弘容疑者(47)はインドネシアへ逃亡で国際指名手配に。
この件、親子で申請代行した新型コロナウイルス対策の持続化給付金詐取額は9億6000万円以上(虚偽申請数は約1800件)と、これまでの最高額であることもあり、大いに注目を集めている。
そんななか、ここまで親子が代行出来たのは、光弘容疑者は東京のマンションで「誰でも給付金はもらえる」旨、セミナーを開催していたというが、“六本木人脈”のお陰との報道が6月6日夕方になりされている。
もっとも、この報道を聞いて不思議に思うのは、2020年初め、光弘容疑者は六本木界隈で遊んでいて、飲食店従業員の男と知り合い500万円貸すが、その返済の代わりにその従業員(現在は退職)が自分の人脈を紹介した結果という。しかし、なぜ、この男がそんな人脈を持っていたのかの説明がまったくない。それに、谷口親子が代行した申請者のほとんどはこの男の紹介というのだから、それが事実ならまさにこの男も主犯といっていいと思うが未だ逮捕されず、人クロもまったく報じられていないのはどういうことか?
本紙はこの男につき、関係者から情報を得たので以下、報じる。

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