アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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中務氏が本紙に対し「正圓寺」乗っ取り事件の件で、記事削除の仮処分申し立て(これもスラップ訴訟!)

 本紙では、大阪の地元では「天下茶屋の聖天さん」と親しまれ、1000年以上の歴史を誇り、また3000坪もの敷地を持つ「正圓寺」(大阪市阿倍野区。辻見覚彦住職)の乗っ取り事件の件を何度も報じている。
この件は、『週刊新潮』でも2週連続で、また『月刊住職』でも報じられた。
簡単にいえば、正圓寺境内の駐車場として利用していた約950坪の土地を利用して特別養護老人ホーム運営を計画、建設に着手したものの計画通りの資金が出来ず、建設会社に差押えされそうになるなか、それを聞きつけた事件屋らが世間知らずの辻見住職の無知に付け込み「助けてあげる」と甘言を弄して、正圓寺の不動産名義を自分らに書き替えさせ、さらに善意を装う第三者に転売した疑惑があるという内容。
事件屋というのは「古西経治」氏らのことで、その古西氏の古くからのスポンサーなのが不動産関係「ゼフィア」(大阪市淀川区)、ビルメンテ関係「ユニテックス」(大阪市浪速区)両社の代表取締役の中務稔也氏(冒頭写真)。
その中務氏も疑惑アリと見て、本紙では当初は実名表記していた(『週刊新潮』『月刊住職』も中務氏のことを批判的に記しているが実名は控えている)ところ、本紙は住職らと共に名誉棄損で刑事告訴される事態となり、一歩引き、実名表記をイニシャルに替えていた
 だが、名誉棄損の件は住職も総代も取り調べを受け調書も作成されたが何の処分もなく終了。逆に刑事でいえば、正圓寺が詐欺容疑で前出・古西氏、中務氏、それにユニテックスの三野康行社長を告訴した件が受理になり捜査されようとしている。
こうしたなか、やはり疑惑濃厚と見た本紙は、以降の競売の件などの追加報道では中務氏などを実名で報じることにした
そうしたところ、中務氏は、前の記事はイニシャルのままだが、新たな記事と見比べれば自分とわかるのは明らかだとして、新たな競売に関して報じた記事2本と、以前のイニシャルに止めている記事4本の計6件の記事削除を仮に求めて、わざわざ自分の地元である大阪地裁に申立てたのだ。
だが、繰り返すが、自身は詐欺で告訴され正式受理になっているのに、よくやるよである。

*中務氏、ゼフィア、ユニテックス、古西氏の情報を求めます

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