アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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オーナー!? 「アジアゲート」に浮上した、あの許氏の在留資格不正取得疑惑

アジアゲートホールディングス」(1783。スタンダード。東京都港区)といえば、本紙ではつい最近ではM&A詐欺疑惑について報じている。その際にも触れているが、同社には反市場勢力と見られる「許振東」氏(冒頭写真)なる人物の影が見え隠れしている。
しかしながら、アジアゲートは腐っても上場企業だ。
あくまで許氏は間接的に関り、影響力を及ぼしているものと思っていた。
ところが、複数の関係者から告発があり、この許氏、驚くなかれ、アジアゲートの社員として給与をもらっていることがわかった。
もっとも、許氏は北京大学傘下の大型国有ハイテク企業グループ「北大青鳥集団」(北京。香港上場「北大青鳥」などは傘下企業)のトップまで務めた人物。また、わが国においては昨年、わが国の経済安保上からも世間を騒がせた「東京機械製作所」(6335。スタンダード。東京都港区)の中国系企業による株買い占めの裏にいた人物との見方も出ていた(買い占め側は否定)。このように、わが国株式市場における中国系仕手筋トップとも言われる“大物”。給与が目当てではない。
本紙でも既報のように、しかしながら向こうで投資事業に絡んで背任などの疑惑が出て実質、中国を追放されて2017年に日本にやって来た。中国には戻れないので在留資格がいるためだ。ただし、アジアゲート社員として申請した在留資格以外のことをしている。すなわち、不正取得疑惑が濃厚だというのだ。
そして、アジアゲートの松沢淳会長もそのことを認識しながら、給与を払い、在留資格を与え続けているというのだ。
しかも、別の中国人大物の関係者についても同様の疑惑が浮上している。

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