先週は諸事情により銘柄名を伏せたが、筆者は基本、仕手筋の邪魔をしないことを心掛けているため、どのような筋であれ、初動は静観している。
さて、先週伏せたその銘柄は「海帆」(3133。グロース。名古屋市)。
東海地方を中心に居酒屋「昭和食堂」などの飲食店を直営展開している企業だが、業績不振が続き、20年7月9日に3億1400万円の債務超過で22年3月期末で上場廃止猶予期間入りしていた。その後、コロナ禍も加わり22年3月期第3四半期には債務超過額は減るどころか7億2300万円まで増えていた。
しかし3月28日、10億円の第3者割当増資と新株予約権の払い込みがあり、何とか上場廃止を回避することが出来たようだ。
ところが、中国仕手筋が介入との情報が。
それも、本紙アクセスジャーナル本編で何度も取り上げているあの「許振東」なる人物(冒頭写真)が関わっているとのこと。
どういうことか?