アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「東京機械」買い占め関与疑惑の「隠れ中国人株主」も物色――広島の社会福祉法人30億円流出。本紙指摘通り事件化か

「読売」が1月23日(冒頭左写真)、24日(同右写真)と、社会福祉法人「サンフェニックス」(広島県福山市。民事再生手続き中)の資金約30億円が流出し、内約20億円が前理事長の佐藤裕紀氏(公認会計士。昨年10月業務廃止)の香港の法人に渡り、その香港法人の代表は、そもそも佐藤氏にサンフェニックスを実質、売却(法律で社会福祉法人の売買は禁止されているが)した同社福設立者の元理事長医師で、その約20億円の資金の大半は沖縄県の不動産投資などに充てられたとスクープしている。
本紙ではサンフェニックスの経営破たんの件をいち早く昨年11月4日に報道。そのなかで佐藤前理事長には背任・横領で事件化の可能性も囁かれているとしたが、元理事長の医師も含めその可能性が具体的に出て来たようだ。
そもそも社会福祉法人は公益性が高く、かつ非営利性が求められていることから、社福の売買自体が認められていない。資金の外部流出も同様だ。サンフェニックスは福山市、岡山県笠岡市、東京都中野区で特別養護老人ホームも経営。そこには多額の公的資金がつぎ込まれ、また人の生死にも関わる事業であることを思えば当然だろう。
ところが、30億円もの資金が外部に流失した挙句、事業破綻し、昨年10月、約60億円の負債を抱えて東京地裁に民事再生法の適用を申請。極めて異例のことで、何とか1月20日、社会福祉法人「すみれ福祉会」(兵庫県明石市)がスポンサーになり再生計画案が提出されたものの、経営破綻理由が繰り返すが異例だったことから、兵庫県が特別監査を行ったこともあり、こうした重大疑惑が浮上して来たわけだ。

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