アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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杉村太蔵の下関市商店街支援のバックに安倍事務所――狙いはライバルの林外相対策!?

5月20日、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏は、山口県下関市の前田晋太郎市長らと市役所で記者会見し、市中心部の唐戸商店街の活性化のため連携協定を結んだ。
このことはNHKを始めとする大手マスコミでも取り上げられた。
杉村氏が代表を務める起業支援会社「ここはれて」(北海道旭川市)は、地元で実績を上げているとはいえ、なぜ、わざわざ遠い旭川市の会社なのか?
大手マスコミの報道は、その疑問にまったく答えていない。
本紙が得た情報によれば、杉村氏を下関市に呼んだのは安倍事務所=安倍晋三元首相で、その狙いは、単に地元活性化のためではなく、地元のライバル・林芳正外務大臣との次期衆議院選挙を見据えてのことという。
 岸田政権発足時、安倍氏サイドが岸田文雄首相に対し、執拗に林氏を主要閣僚の外務大臣にしないように暗に圧力をかけていたと、永田町界隈では専らの見方だ。
それにしても、なぜ、今回の杉村氏登場が“林氏対策”にもなるというのか?
なお、前田市長は安倍元首相の元秘書で、完全な子飼い。
例の「桜を見る会」事件の際、「地元の方々に喜んでもらうのが悪いですか!?」とまったく理屈に合わない安倍氏擁護発言を行ったことで有名
(右横写真=右端は林氏、左端は安倍氏)

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