本紙は8月29日、今年8月中生徒募集を行い、総額約6億円を売り上げた与沢翼氏(冒頭写真)らのFX取引スクールに詐欺疑惑ありと報じた。
具体的には、このスクールの最大の売りは現在、買い、売りのどちらが優勢なのか判断することができる「VWシステム」というシカゴ取引所出来高監視ツールを、30万円のスクール料金を支払い入会した生徒は見ることができる点だが、このことに疑惑ありとした。
今回は、なぜ本紙はそんなことがいえるのか具体的な根拠を示そう。
ここで、実は前回記事の一部が不正確だった点をお詫びしたい。
前回記事では、FX取引スクールの講師役に与沢氏らがなったわけだが、ウルフ村田(横左写真)、杉村太蔵氏にも声をかけていたと紹介した。
だが、これは正確ではなく、実際は、与沢氏らを広告塔役にした裏の実行者O氏は、次なる投資スクールの広告塔役(講師役)として杉本氏を考えているというものだった。また、ウルフ村田氏に関しては、すでに仕手筋のお先棒を余りに担ぎ過ぎているため、裏の実行者O氏とは以前から親しい間ながら、最初から声がかからなかったそうだ。
なお、与沢氏の次の広告塔役(講師役)の候補者としては、杉村氏以外にも2人の著名人の名前が上がっていたという。
(上右写真=今回のスクール販売会社の入居ビル。郵便受けにも社名表記はなかった)