本紙でも何度か取り上げたことがある、実業家・投資家ともいわれるあの情報商材屋・与沢翼氏(34。冒頭写真左)がFXトレーダーのポール・ジモン氏(同写真右)と組んで、ネット上で、初心者を対象にFX取引のスクール(6カ月間)の生徒募集を行ったのはこの8月初めのこと。
毀誉褒貶あれど、さすが与沢氏はいまもかなりの人気があるようで、本紙が関係者から得た情報によれば、1週間ほどで約2000名の生徒が集まり募集締め切り。
受講料は1人30万円だから、単純計算で総額6億円を売り上げたことになる。
このスクールはFXのやり方を教えるものであり、決して利益を保証するものではない。
しかし、そもそもわが国の法律では投資を助言するには投資免許が必要で、本来、金融庁に登録が必要のはずだ。だが、与沢氏はシンガポールを経て、現在、ドバイに移住しているというから、これも問題ないのかも知れない。
本紙が詐欺疑惑というのは、もっと重大な情報を得ているからだ。
それは、今回のスクール開設に当たり、生徒には「VWシステム」というシカゴ取引所出来高監視ツールを提供すると謳っている点だ。