参議員議員(5期。山口県選挙区)ながら防衛大臣など6度もの閣僚経験のある林芳正氏(=冒頭右写真。岸田派)が、この8月のお盆休みに帰郷した際、父・林義郎元大蔵大臣の墓参りだけでなく、いよいよ今度こそ本当に山口3区から衆議院議員に鞍替えすべく動いているという。
林氏といえば12年9月、参議院議員としては始めて自民党総裁選に立候補。しかし経験不足とやはり参議員ということもネックとなり最下位に。林氏も来年には60歳ということもあり、今後こそ本気で首相の座を目指そうということだろうと関係者は見る。
後述するが、安倍首相同様、山口県下関市(選挙区は山口4区)が本拠地ということで、参議院議員に甘んじて来たともいえる林氏。だが、今回、安倍首相の健康不安説が囁かれ、いよいよ安倍政権がダッチロール状態になりつつあることも林氏も後押ししたようだ。