アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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話題のファンド「令和キャピタル」元代表が自殺未遂、そして失踪中

「令和キャピタル有限責任事業組合」(東京都葛飾区)は2019年12月設立と、まだ歴史は2年もない。
しかしながら、翌20年4月には「アビックス」(7836。JQ。5・06%。冒頭左写真)、同年7月には「プラコー」(6347。JQ。6・36%。冒頭右写真)の「大量保有報告書」を出す。
特にプラコーに関しては当時、仕手筋の買い占めにあっていた渦中で、令和キャピタルは「和円商事」(4・3%)などと共に経営側につき、資金を出しているのは誰かと話題になったものだ。
そうかと思えば、今年3月、持ち株比率こそ3・43%ながら、プラコー同様、「パス」(3840。東証2部)でも経営権を巡る争いのなか、令和キャピタルは株主提案を行い、今年6月末の定時株主総会で当時の社長を追い出している。
 さらに今、「アジア開発キャピタル」(9318。東証2部)側による「東京機械製作所」(6335。東証1部)の株買い占めが、わが国の経済安保上からも注目されているが、令和キャピタルもかなりの分を買い集めていた。
そんなわけで、この令和キャピタル、新参者ながら、「ハコモノ専門」、仕手絡みのファンドのビークルとして俄かに注目されていた。
ところが、その令和キャピタルのアビックス、プラコー、さらにはパスの株を買い集めていた当時の代表(=組合員。今年2月まで)だった浅沼潔氏(右写真。45)が自殺を図り、その後、失踪中という情報が入って来た。
いったい、何があったというのか!?

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