＜連載＞宝田陽平の兜町アンダーワールド（８４４）「『東京機械』買い占めに関する新事実」

前回も「アジア開発キャピタル」（9318。東証２部。東京都中央区）側に買い占められている「東京機械製作所」（6335。東証１部。東京都港区）の件を報じたが、その後に知り得た新事実をお伝えする。
東京機械株の買い占めは、「ワンアジア証券」で信用買いしていた玉を現引きしたため、信用売買が厳しくなった。しかし、一般株主から見ると株価を吊り上げてくれる中国仕手筋は味方で、会社側の対応には不満ではないだろうか。むろん、これはルールに基づいた買い占めをしている場合だ。
さて、アクセスジャーナル本編、『ＦＡＣＴＡ』などでこれまでの経緯は報じられているので、その件についてはここでは取り上げない。
ここで取り上げるのは、中国仕手筋の新たな動きで耳にした件。信頼性はほぼ１００％といえる情報だ。