アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「JCサービス」民事再生開始決定で注目される「ブルーキャピタルマネジメント」と「クラウドバンク」

 今年3月8日、再生可能エネルギー事業に特化したソーシャルレンディング業者「グリーンインフラレンディング」(東京都港区。中久保正己社長)が、「maneoマーケット」(東京都千代田区)から破産申し立てをされたことから、グリーンの親会社「JCサービス」(グリーンと同住所。中久保社長)は自ら3月24日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、5月27日、東京地裁より民事再生開始決定を受けている。
負債総額は債権者158名に対し約153億円。
この件で、「ブルーキャピタルマネジメント」(東京都港区)という会社が注目を集めている。
同社の名を聞いても、まずわかる方はいないだろう。
だが、不動産会社「FIELD」(旧「明治建物」)の原田秀雄社長といえば思い当たる読者もいるのではないだろうか。
同社は有名な地上げ屋で、ピーク時(07年9月期)は約357億円の売上を誇った。だが、11年1月破産開始決定になっていた
その原田氏が再起をかけ、太陽光発電など再生可能エネルギー事業にシフト。このブルーキャピタルの代表に就いたのが12年8月のこと。本紙では17年5月に一度報じていた
大手の企業信用調査会社データによれば、この数年倍々で売上を伸ばし20年2月期の売上高は約111億円、営業利益約11億3000万円、純利益約7000万円を上げている。

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