アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「アーティストハウス」が増資を取り止めた“不適切な出資者”が狙っていたもの

 報告が遅くなってしまったが、マザーズ上場の「アーティストハウスホールディングス」(東京都港区)は払込期日だった12月25日、最大約6億円の資金調達を目指していた増資を中止した。
その理由として、割当先の投資事業組合への大半の出資予定者が「不適切」な者だと判明したからと広報している。
本紙は12月18日、「『アーティストハウス』の増資引き受け投資事業組合の正体」というタイトル記事でその正体をすでに暴いていた。
この「不適切」な者とは、不動産会社「明治建物」(大阪市天王寺区)の原田秀雄社長を指していると思われる。(冒頭写真=明治建物と原田氏に関する「告発文書」の数々)
そう、少し前まで、ジャスダック上場の「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。横浜市鶴見区)に食い込み、共同事業名目でかなりの資金を食った疑惑が出ている。東証1部の不動産関連会社「アトリウム」(東京都千代田区)に関してもそうだ。
それにしても原田氏、何が狙いだったのか。

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