本紙記事が悪用され、本紙・山岡もあわよくば「国策捜査」で逮捕を狙っていたと思われることから、この間、徹底追及している「青山メインランド」西原良三社長に対する恐喝事件――。
その山田浩貴(冒頭右写真)、松浦正親(同左写真)両被告の1000万円恐喝容疑の方の4回目公判における竹之内昌虎証人の証言内容にも驚かされたが、12月24日(火)の5回目公判にはさらに驚かされた。
そもそも山田・松浦両被告が反社に繋がる人物であることは本紙既報の通り。特に松浦被告に関しては例の「ストリーム」相場操縦事件では、警視庁は「松浦大助グループ」の関与を疑い、その番頭格だった松浦被告を逮捕(ただし不起訴)した事実がある。
その際、動いたのは警視庁捜査2課だけでなく、反社会勢力の犯罪を取り締る組織犯罪対策部も含まれていた。
ところが、当時、本庁の組織犯罪対策部に在籍し帳場があった原宿警察署にいた現役の刑事が、被告側証人として登場したのだ。
以下にその証言内容は紹介するが、その組織犯罪対策部3課が手がけたこの恐喝事件の公判に出て来たのだから、証言内容以前に、そのこと自体が驚きといっていいだろう。