アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「青山メインランド」西原社長恐喝事件――西原社長の証人尋問詳報(2)「枕営業の有無、2つの事件の共謀性、反社会勢力との関係」

 本紙記事が悪用され、本紙・山岡もあわよくば「国策捜査」で逮捕を狙っていたと思われることから、この間、徹底追及している「青山メインランド」西原良三社長に対する恐喝事件ーー。
その逮捕者は計5人で、その内の山田浩貴、松浦正親両被告の1000万円と、小林英雄、堀川嘉照、川又誠矢各被告3人(川又被告は遅れて逮捕され、小林・堀川両被告とは別裁判)の500万円と、2つの事件がある。
11月5日には山田・松浦両被告の2回目公判があり、被害者で告訴人の西原社長の証人尋問があった。
その詳報を、11月8日配信分(事件の概要と、当局から恐喝容疑でやりたいといって来た事実)に続きお伝えする。
今回は、(1)恐喝のネタになった、小林被告が枕営業をしていて西原社長の元にタレントを派遣したとする=ただし未遂=記事について、(2)2つの恐喝事件は裏で繋がっていないのか、についての西原社長の主張を紹介すると共に、(3)西原社長は反社関係に行くと分かっていたら絶対におカネを払わなかったと証言したが、それに対する本紙の見解を報じる。
まずは、(1)枕営業に関する西原社長の証言から。
その前に、東レキャンペーンガールに選ばれたこともある森は、別件訴訟で、小林社長の紹介で西原社長に会って食事し、その後、カラオケルームに連れて行かれ30万円出されたのは2013年のことと証言していた
(以下、一部質問やりとり略、会話内容も要約)

弁護人「今回問題になっている森さん、その方自身は何か知ってるんですか?」
西原「ほんとに記憶がないぐらい」
弁護人「お会いしたことはない?」
西原「それもうっすらとしか覚えていません」
弁護人「会ったことはあったんですね」
西原「と思います」
弁護人「食事したことはある?」
西原「そういう風に(記事には)書かれているんですけども、私、記憶がほとんどないです」
弁護人「森さんがいってることも嘘とはいい切れないということですか?」
西原「事実無根というか、嘘です」
弁護人「食事したということも嘘なんですか」

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