本紙記事が悪用され、本紙・山岡もあわよくば「国策捜査」で逮捕を狙っていたと思われることから、この間、徹底追及している「青山メインランド」西原良三社長に対する恐喝事件ーー。
この件では、小林英雄、堀川嘉照、川又誠矢(起訴済み。ただし川又被告は遅れて逮捕され、公判は別)各被告と、山田浩貴、松浦正親両被告(起訴済み)の2つの恐喝事件が起きているが、本紙はこの間、小林被告らの方の公判に関する情報を得れていなかった。
しかし、昨11月5日(火)午後2時から何度目かの公判が東京地裁であるとの情報を得たことから傍聴して来た(午後5時ごろまで約3時間)。
そうしたところ、すでに公判は最後の方で、この日は小林・堀川両被告の情状証人(小林被告の方は仕事関係者と妻の2人、堀川被告は親友の1人)、それに被告人質問があったことから、こちらの恐喝事件の全貌が見えて来たので報告する。
結論を先にいえば、小林・堀川両被告は恐喝したことを全面的に認めていた。ただし、そうするに至った経緯などを聞くとまず小林被告についていえば、西原社長の女性スキャンダルが飛び出した民事訴訟は川又被告の協力を得たことから少なくとも1000万円の謝礼を払わねばならないと思った、堀川被告については川又被告の実質、部下という関係から指示に従わざるを得ない立場から犯行に及んだ旨、答えていた。