アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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支配人の私怨で拒否!? 茨城県名門ゴルフ場で入会巡りトラブル

 トラブルが起きているのは、茨城県かすみがうら市の「千代田カントリークラブ」。
1982年に開場した際は法人専門の高級ゴルフ場だったことは、同クラブのクラブハウスのデザインが、世界的に著名なマスターズ・トーナメントの開催コースでもある、米国のオーガスタナショナルゴルフクラブのクラブハウスに範をとっていることからも窺える。90年には会員権が8200万円で売れたこともあった。
当初は「エスティティ開発」が経営していたが02年、民事再生適用を申請。11年12月からはパチンコ大手「平和」(6412。東証1部)の連結子会社「PGMホールディングス」(15年7月上場廃止)の子会社「PGMプロパティーズ」が経営、「パシフィックゴルフマネージメント」(PGM)が運営している。
そのPGMは現在、全国で139ものゴルフ場を運営するが、17年からそのなかでも威厳と品位を兼ね備えたハイグレードなゴルフ場を8つ選定(現在は12)。「GRAND PGM」というブランド名をつけて展開しているが、その8つのなかに千代田ゴルフクラブは入っている。
それだけに人気は高く、なかなか会員権が手に入らないのだが、今年5月、久々に50口限定で正会員の補充を行い(19年4月現在の正会員は262口)、以前から同ゴルフ場の「友の会」会員としてよくプレーしていたS氏はこれに応募した。
ところが、6月18日、S氏の元に入会を認められませんでしたとの通知(横写真)が(未承認はS氏のみ)。
そのS氏当人がいう。
「面談の際、承認権限者である支配人は私に対し、『Sサン、提出していただいた書類には何の問題もありません。これから千代田カントリークラブの正会員として、いろいろ伺うこともあると思いますがよろしくお願いします。これから正会員としてプレーして下さい」と明言したのです。ところが、結果はダメ。私の怒りの根源はその点にあります」
いったい、何があったというのか!?
そして、S氏は支配人の私怨が原因の可能性が高いという。
どういうことか?

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