アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「リミックスポイント」國重惇史元社長のフェイスブック“懺悔書き込み”が物語ること(株価操作について)

「リミックスポイント」(3825。マザーズ)の社長をしていた國重惇史氏(73。冒頭写真=難病のためだろう。見るに忍びない衰えぶりだ。自身のフェイスブックより)がフェイスブックに、自分の過去の行いを悔い明らかにしたとも思える“懺悔書き込み”をした(8月30日)ことが話題になっている。
そのフェイスブック内容はほどなく見えなくなっているが、目敏いユーザーがその内容をコピぺ(以下に転載)。それが拡散したものだから、リミックスは子会社の仮想通貨交換所からの仮想通貨流出の影響で今年7月に大幅に株価を下げていたが、さらに追い討ちをかけることに(右下写真はリミックスの株価チャート)。
それは無理もない。
國重氏はその“懺悔書き込み”のなかで、自分がリミックスの代表時代、また辞任後も、リミックスの仲間らと不正に手を染めた旨の内容が記されていたからだ。
國重氏がリミックスの代表をしていたのは2015年6月から16年12月まで。
その辞任間際以降、國重氏は何度も転んで大ケガをしたとされ、襲われたのではないかとの怪情報まで流れていたが、今回の“懺悔書き込み”の冒頭、「僕は完治しない難病に罹患しています。今は車椅子ですが、寝たきりになる前に過去を懺悔して、いつか天国に昇りたいです」と書かれているところを見るとその難病がケガの原因だったようだ。
ネット上では本人が書き込んだのか疑う向きもあるが、リミックス社長になる前からウォッチし、複数回本人にも会い、また電話で恫喝されたこともある本紙・山岡としては、リミックスに関して「一部株価操作に加わ」ったと吐露していると読める部分は実に興味深い。
というのも、國重氏はその「仲間」の名前を上げてはいないが、本紙ではこの間、それは「松浦大助グループ」ではないかと見て(「ダイマジン・グローバル・リミテッド」名義で)記事を何度も書き、また取材に対し國重氏は少なくとも直接の関係は否定していたが、本紙の見立て通りだったと思ってしまうからだ。

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