國重惇史氏(69)といえば、旧「住友銀行」取締役を経て、「楽天」(4755。東証1部。東京都品川区)に移り、創業者で会長兼社長の三木谷浩史氏に次いで同社ナンバー2の地位にまで就いた人物。(冒頭写真=『週刊新潮』14年5月1日号記事)
ところが、女性スキャンダルが発覚し、昨年4月、楽天を去ったのは本紙でも既報の通り。
その際の本紙取材では、しばしの休息を経て自分で会社を起すのでは、とも聞いていたのだが、意外や、電力管理や中古車査定システムなど展開「リミックスポイント」(3825。マザーズ。東京都目黒区)の5月26日IRに、経営体制強化を目指し、6月26日開催予定の定時株主総会を経て代表取締役を1名増やし、高田真吾代表取締役社長に加え、國重氏を代表取締役会長に迎えるとの記事が出たのだった。
“意外”というのは、それなりの理由がある。