アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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注目される“最後の総会屋”=竹之内被告の初公判

9月4日午前10時から(東京地裁。813号)と、“最後の総会屋”ともいわれる竹之内昌虎被告(冒頭写真。57)の初公判が迫って来た。
検察側の冒頭陳述などで、どんなことが飛び出すか要注目だ。
というのは、竹之内被告の逮捕は本紙とは無関係ではないからだ。
竹之内被告は暴力行為等処罰に関する法律違反(暴力団の名を出し脅迫)で起訴されているのだが、その脅迫した相手は、本紙に情報提供していたM氏で、しかも本紙に提供したネタ(「GFA」=8783。JQ。東京都港区=の当時の取締役A氏に関する不正疑惑)を巡ってのこととされるからだ。
さらにこの竹之内被告は、本紙・山岡に関しては「国策捜査」説が出ていたなか、すでに「青山メインランド」西原良三社長に対する恐喝容疑で松浦正親被告が逮捕・起訴されているが、その恐喝容疑の内容は本紙で報じた買春疑惑記事に関するものとされ、当初、この松浦被告共々、この竹之内被告、それに本紙・山岡も西原社長の告訴状の被告訴人欄に名があり、竹之内被告の再逮捕説も出ていたからだ。
本紙・山岡は竹之内被告逮捕後の6月22日、被害者側として事情を聞かれているが、それにも拘わらず、そこでは竹之内被告についてではなく、本紙・山岡が告訴人M氏と一緒にGFA取締役A氏を恐喝しようとしなかったのかという内容に集中していたという実に不可解な事実があったことは本紙既報の通り
むろん、そんな事実はないから否定したのだが、要するに、この公判のなかで、こうした「国策捜査」によるデッチ上げ逮捕説に関しても真相の一端が浮き彫りにならないかと思っているからだ。

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