アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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“最後の総会屋”に、あの「青山メインランド」西原社長に対する恐喝容疑で再逮捕説

本紙「アクセスジャーナル」のネタ元に対する暴力行為法違反容疑で、“最後の総会屋”ともいわれる竹之内昌虎容疑者(57)が警視庁組織犯罪対策3課に逮捕されたのは本紙でも既報のように6月18日のことだった。
関係者によれば、その竹之内容疑者の満期勾留は週明けの7月9日(火)とのことだ。
逮捕容疑も容疑だし、株主総会集中日直前の逮捕だったことから、出席を封じるための“見せしめ逮捕”で、したがって、満期勾留で不起訴で出て来るとの見方もあったのだが、ここに来て、あの「青山メインランド」西原良三社長(冒頭写真)に対する恐喝容疑で再逮捕されるとの説が流れて来ている。
どういうことか?
本紙でも既報のように、当初、この西原社長が告訴した相手のなかには、本紙・山岡も入っているとされ、本紙では安倍首相の自宅放火未遂事件の闇などを唯一、報じていることから、その口封じのための「国策捜査」ではないかと報じた
そうしたところ、竹之内容疑者の逮捕の件で事情を聞かれた際、本紙・山岡は被告訴人のなかに入ってないと組織犯罪対策3課の捜査員に告げられたことは報じた通り
だが、やはりそれは西原社長の告訴そのものがない、あるいは、その件で受理になっていないというわけではなかったようなのだ。

 本紙は竹之内容疑者らの不正を暴き、報じている立場だから、本来、竹之内容疑者も、同じく被告訴人に名が上がっている「松浦大助グループ」の松浦正親氏に関しても擁護する義理も何もないのだが、本紙が少なくとも知り得る情報で判断する限り、西原社長は本紙「アクセスジャーナル」の記事削除を松浦正親氏に依頼、その正親氏に頼まれ竹之内氏が動いたわけで、あくまで西原社長がお願いしている立場なので、したがって、恐喝罪など成り立ちようがない。
「だが、前々から当局は『松浦大助グループ』を狙っていた。その点、どうあれ松浦正親が1000万円ともいわれるカネを先付けで受け取っているのは間違いないから、西原社長の告訴を機に逮捕しようと。ちょうど『東レ』の件もあるし、東京地検特捜部が川崎大資(元塩田大介)を逮捕するなか、どちらへも秋元司代議士の関与説が出ているなかなおさらやりたいと思っているはず。
あくまで山岡さんは『松浦大助グループ』をやるついでにあわよくば、だったわけで、したがって、さすがに山岡さんに関しては余りに無理筋過ぎて断念しても、事件化そのものを諦めたわけではないということ」(事情通)
この見立て通り本当に逮捕となれば、「事件を作っている」わけで、竹之内容疑者、松浦正親氏はお気の毒ともいえるし、銀行側から「反社を使って記事揉み消しをしていないか」と問われて自分の体面のために虚偽告訴したと思われる西原社長の罪は実に重い。
しかも、別の関係者によれば、実はターゲットはもう1人いて、それは小林英雄氏(上写真)との見方もある。
以上のようなわけで、竹之内容疑者が本当に7月9日に恐喝容疑で再逮捕されるのか、その際、他にも逮捕者が出るのか、事情通の間では注目されている。
なお、前述のように、本紙・山岡は「被控訴人に入っていない」といわれたわけだが、「国策捜査」、それも安倍首相への忖度案件ともなれば完全には信じられない。万が一にも、本紙・山岡も逮捕になった場合、100%冤罪事件なので、その際は抗議の声を上げていただければ幸甚だ。

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