アクセスジャーナルYouTube版『深層追及』の今週ネタは、上記タイトルの1本だけ。
「電通」といえば、元専務で、東京五輪組織委元理事だった高橋治之被告の汚職事件の公判が昨年末にようやく開始。高橋被告は無罪を主張しているが、組織委元会長の森喜朗元首相に加え、今年3月27日の公判でも、元事務総長が検察側証人に立ち、五輪スポンサー選びに関し、高橋被告の電通時代の人脈に期待し、同氏に職務権限があったかの問いに「もちろん、そうだ」と答えている。
本紙では、昨年4月、この高橋被告がマネーロンダリングに協力し10億円もの謝礼を要求していたことをスッパ抜き、YouTubeでも報じたことがある。
今回は、高橋被告、電通と闇社会との関係をバラされたくなかったらとの脅しに屈し、16・5億円払った恐喝事件に関しても、支払いOKを出しているはずとの証言を得たので、こちらを(上)(下)2回に分けて配信する(⦅上⦆はすでに配信中。*ココをクリックすれば観える。無料)。
電通に関しては、2011年、子会社の「電通ワークス」事件なるものが起き、本紙でも当時、報じていたが、その関連で恐喝事件も発生。本紙だけが2018年、その後、高橋被告の関与に関しても22年に報じていたところ、今回、10年の時効を迎えたこと、また高橋被告の公判が行われて世の関心があるなか、当事者が出演すれば、電通ワークス事件に関連したこの巨額恐喝事件も注目され、電通の在り方に一石を投じられるだろうということで、この恐喝に深く関与した当事者本人が実名・顔出しでインタビューに応じてくれるということで配信を決断した次第。
是非、ご覧いただくと共に、知り合いにも視聴を勧めていただきたい。ゴールデンウィーク中に持って来いの、まさに「事実は小説より奇なり」のドキュメンタリー映像だ。