アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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人気ユーチューバー「ガッツch」中島蓮は、本紙追及の詐欺師・奥平氏の元部下(お寺乗っ取り疑惑の中務氏も関係)

 チャンネル登録者数25万人以上の人気ユーチューバー・中島蓮氏(29)をご存じだろうか。
その人気の秘訣は、痴漢、盗撮などの現場に出向き、その怪しい人物を時に取り押さえ、警察に突き出すまでの一部始終を撮影し配信しているから。
いわゆる「世直し系」YouTubeで、中島氏によるこのユーチューブ番組「ガッツch」が開設されたのはまだ今年の1月のこと。それで、もうこの人気ぶりだ。
しかしながら、10月14日に配信した分は批判も浴びている。
その内容は、覚せい剤を取引する者がいるとの情報提供を受けた中島氏が、その疑わしい人物に「交番にいきましょう」といい、相手が逃げようとすると羽交い絞めに。
警官でなくても、緊急事態などの場合は私人逮捕できる。
だが、覚せい剤所持の場合、警官でもブツをシッカリ確認できなければやれず慎重を期すわけで、「ただカネ儲けのために話題作りにやっているのでは」「明らかにやり過ぎ」「間違った正義を振りかざしている」などと物議を醸している。
それにしても、この撮影、相手が逆襲して来ることもあるわけで身の危険もあると思うのだが、この点については、自身、20~25歳ぐらいまで某指定暴力団組員だったことを明らかにしている。また、関係者によれば格闘技を習っており、自信があるのだろう。
本紙が今回、この中島氏を取り上げるのは、連載「この男、詐欺師につき」でも取り上げたことがある「奥平陸」氏につきさらに取材を進めるなかで、中島氏がこの奥平氏の部下だったことが判明したからだ。
中島氏は山口県下関市の出身。そう、奥平氏と同じなのだ。安倍晋三元首相とも同じで、奥平氏の会社監査役に安倍氏の子飼いだった前田晋太郎・現下関市長、さらに安倍氏後継を名乗る吉田真次・現衆議院議員が就いていたことは本紙既報の通り
また、中島氏は中学卒業後、足場屋(トビ業)で働いていたが、それは奥平氏が代表を務めていた「平成工業」(下関市。実質、倒産)であるようだ。
なお、中島氏がユーチューバーになったのは、22年12月、恐喝容疑で逮捕され職を失ったからだ。
中島氏はメンズエステを経営していたが、接客する女性にわざわざ誘惑させ、女性の体を触る客から示談金名目でカネを取っていた模様。そのため、警視庁に部下ら男女11人と共に逮捕された。
警視庁は21年8月以降、同様の手口で客から約2億円を取っていたと見ている。
一方の奥平氏といえば、本紙では元公明党の衆議員議員・遠山清彦氏、また本紙とお寺乗っ取り疑惑の件で係争中の中務稔也氏も関わっていた宮古島リゾート開発の件(「ピクセルカンパニーズ」=2743。東証スタンダード=も)があるが、詳細はまったく不明だった。
だが、この度、その詳細な情報を入手した。そして、その件も中島氏は関わっていたので、以下、報告する。

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