アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>ご注意『この男、詐欺師につき』(8)――遠山衆議院議員(当時)まで信用付けに利用し宮古島投資名目で10億円詐取か

 今回、私的指名手配で顔写真を公開するのは奥平陸氏。
1985年7月29日生まれの36歳。
若いが、なかなかの大物詐欺師のようだ。
本紙読者ならお分かりと思うが、元公明党衆議院議員の遠山清彦被告の貸金業法違反(無登録営業)事件――この件で一緒に在宅起訴された牧敦被告の側近で、奥平氏もこの事件で自宅などを家宅捜索され東京地検特捜部から事情聴取されていたことは本紙既報の通り
本紙がこの奥平氏に注目したのは、奥平氏は山口県下関市が地元で、グループ会社の監査役に、安倍晋三元首相の地元家老といってもいい前田晋太郎氏が下関市長になるまで就いていたからだ
当初は地元で地道に事業を行っていたようだ。
 だが、18年1月、別のグループ会社が上場を謳いながら実質倒産。また20年10月、消費税還付の虚偽申告などの容疑で逮捕され有罪判決を受ける(執行猶予)など、前出・牧被告を通じて遠山元議員の事件に繋がる事件を起こした「テクノシステム」とも関りを持つなどするなか詐欺的うまみを知ってか、ともかく変質して行ったのは確かであるようだ。
そして今回取り上げる10億円詐取としか思えない件では、遠山被告を自らの信用付けに利用したのだからたいしたものだ。(右横写真=「毎日」2月14日夕刊)
この10億円の案件の被害者は北海道のI社。
20年3月ごろ、I社側は共通の知人を介して、「奥平土地開発」(当時。現「GOD」)の代表だった奥平氏と知り合う。
頭の回転が早く理論整然と話す。そして押しが強い。写真ではよく分からないかも知れないが、それでいて外面はさわやかで真面目そう。I社代表は魅せられ、土地の開発案件での融資依頼を受け同年6月に1億円、7月には3億5000万円を担保なしで貸し付ける。そしてきっちり同7月中に返金された。
だが、後で思えばそれは詐欺師特有の信用付のためだったようだ。同じ7月、奥平氏は本紙既報のように、前出・遠山元議員、さらに「ピクセルカンパニーズ」(2743。JQ)も関わるとされる沖縄県宮古島の開発案件の融資話を持ちかける。
*奥平氏に関する情報を求めます

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