アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「善意の第三者を自称する実業家 正圓寺以外でも『乗っ取り』に関与」(『ベルダ』23年7月号)

適時報じて来たように、本紙が「正圓寺」(大阪市阿倍野区)というお寺の乗っ取り疑惑を報じたところ、「ユニテックス」(大阪市浪速区)、「ゼフィア」(大阪市淀川区)代表である中務稔也氏(下左写真)に記事削除の仮処分を大阪地裁に申し立てられ、現在も結論は出ていない(ただし審尋は終わり、この7月中にも決定書が郵送されて来るはず)。
そんななか、自分は実業家で、善意の第三者に過ぎないと主張する中務氏だが、有名な事件屋である奥平陸氏(下右写真)と連携しているので、と思わないわけにはいかない別の乗っ取り事件が発覚。何しろ、この件では、後に実質、奥平氏は犯行を認めている(和解になるなかで)のだが、中務氏はトラブルの最中、トラブルになっていることを知りながら、その奥平氏が実質、乗っ取った会社を譲渡されていたのだ(そのため、和解後、中務氏はその会社を被害者側に戻している)。そこで本紙でもその件を報じているが、連載している会員制総合情報誌『ベルダ』(べストブック)でも本紙・山岡が報じた(冒頭写真)ので、紹介しておく。
ある企業信用調査会社がこの6月に特別会員向けに出した「調査レポート」でも、この乗っ取り事件が取り上げられている。そのなかでも、奥平氏のことをこう述べている。「山口県や九州北部で流れる怪しい儲け話や詐欺的な話題によく登場する人物で、調査会社の業界では知らぬ者はいないほどの“有名人”であり、“被害”に遇われた方は多いかも知れない」。
ところが、中務氏は本紙既報のように、今回だけでなく、その前から付き合っているのだ。まともな実業家が、そんな者と付き合うだろうか?

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