今年5月、女性に覚せい剤が入った酒を飲ませ、わいせつ行為をしたとして、準強制わいせつと覚せい剤取締法違反容疑で警視庁大塚署に逮捕された舟山鉄馬容疑者(冒頭写真。40)――昨年11月、バーの個室で20代女性に対してとされるが、6月にも、昨年12月、今度はホテルで同様の行為をしたとして再逮捕されている。
通信関連会社の代表とされるが、その卑劣な行為に、いったい何者? とネット上で話題になっていたが、関係者からの情報提供などから、やはり只者でないことがわかった。
何と、山口組最大組織・弘道会トップの会長で、そのわが国最大の暴力団・山口組若頭補佐で、山口組トップが有力視されている竹内照明氏と共に、提訴され、今も裁判中であることがわかった。
裁判記録によると、2人が東京地裁に民事提訴されたのは2021年9月。現在もこの裁判は続いており、9月6日までに当事者の陳述書提出が予定されている。
この訴訟、舟山容疑者が、原告に対し、「弘道会がネットカジノをやる。海外でやるので違法ではない。うちがやるんだから、儲かるに決まっている。その資金を出してくれ」旨いい、2015年4月から16年3月にかけて総額約9900万円を出させ一切返済がないどころか、途中からは山口組の威を借りて強要したとして、「威力利用資金獲得行為」による損害賠償を求めたもので、舟山容疑者に対しては民法709条(不法行為責任)、竹内氏に対しては民法715条の使用者責任、また暴対法31条2の代表者責任を根拠にしている。