アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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下関市を含む新山口3区を奪還した林外相――安倍後継の吉田・アッキーのコンビが目論むウルトラC

 自民党は6月16日、衆院定数の「10増10減」に候補者調整が必要になっていた15都県134選挙区のなかで最後まで調整が難航していた7選挙区の支部長(=公認候補予定者)を決定した。
なかでも本紙が注目していたのは、定数が4から3に一つ減る山口選挙区だが、その下関市を含む新山口3区の支部長には林芳正外相が決まった。
銃殺されるまで、1996年の小選挙区制になり下関市を含む旧山口4区誕生以来、30年近く同区は安倍晋三元首相の指定席で、安倍氏の死去に伴う今年4月の補選では、安倍後継を名乗る吉田真次前下関市議が当選を果たしていた
安倍氏の妻・安倍昭恵氏が全面的に応援し、この6月には吉田氏の後援会長に就き、選挙区調整が続くなか、自民党最大派閥・安倍派を背景に、岸田政権に圧力をかけて、下関市を含む新3区からの出馬を要請していた。
「ですが、昨年の補選で吉田氏が獲得した票は、信任を得れるラインと見られる8万票に大きく届かない5万票少し。しかも、吉田氏は市議をわずか3期務めただけで、林外相と比べれば象に蟻が戦いを挑むほどの実力差があった」(地元関係者)
 しかも岸田政権下で、林氏は岸田派大幹部で外相だ。
そもそも、中選挙区時代、共に父親だった安倍晋太郎元外相と林義郎元大蔵大臣(当時)は仲良く当選。小選挙区になったことで、林氏が安倍氏に譲歩し比例中国ブロックに回っていた(2003年引退)。一方、林外相は1995年7月の初当選以来、参議院議員(山口県選挙区)を5区務めていたが。21年11月、旧山口3区(山口市、宇部市、萩市など)から出馬し衆議員議員に鞍替えしていた。
安倍氏の死去で、中央と違い、地元の安倍派は追いやられている
こうして吉田氏は比例区に回ることは決定したが、実はどこの比例区からかはまだ決まっていない。

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