アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(896)「三ッ星」経営権巡り、トンピンさんが「中国系仕手集団」に宣戦布告!?

本題の「三ッ星」(5820。東証スタンダード。大阪市中央区)の話題の前にいくつか報告を。
アクセスジャーナル本編でつい先日、江守哲氏の続報を取り上げていた。したがって、ここでは江守氏の批判は控える。
問題は判決確定後にインヴァスト証券は自動FXの監修に江守氏を起用、また、さくらインベストは同氏をセミナー講師として起用していること。「週刊エコノミスト」、ストックボイスなどマスコミ系は排除も、弱小対面証券などはそんなこといっていられないということか?
起用することは別に違法ではない。しかし、個人が過去に問題を起こしたら5年間取引できない証券会社は多い。これは江守氏というより、同氏を起用する側のモラルの問題ではないか。
さて、先週はNY市場の大幅安で東京市場も急落している。ここぞとばかり商材屋、DMグループが叩かれ始めているが、DMの場合の違法性を指摘しておく。
無料なので基本違法ではない。しかし、主催者が提示する銘柄を買っていた場合は、なれ合い、あるいは利益相反となり違法性が高くなる。DMグループ主催者は提示した銘柄の売買をしないのが原則だ。これだと適法だろう。
ところで、先週後半は日経平均大幅安も「三ツ星」、「マツモト」、「トミタ電機」は堅調に推移。市場が行き詰った時は、仕手株が動く傾向がある。
さて、いよいよ本題の三ッ星。
9月20日、三ッ星は「アダージキャピタル有限責任事業組合との合意書の締結」などのお知らせを出した。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧