これにはさすがに驚いた。
木内孝胤(参議院「維新」全国比例候補予定者)氏のツイッターを見ると、6月14日に「ウルフ村田」と対談。冒頭に掲げたのは、その際に木内氏が自身のツイッターに投稿したツーショット写真だ。
同ツイッターによれば、「ウルフ村田先生と日本の株式市場の今後について対談させていただきました」という。
もし、これが参院選の事前運動を兼ねてのものなら逆効果ではないか。
実際、このツイートに対する返信を見ると以下の様に散々。
「あなたウルフがどんな人間かちゃんと調べて対談したの? 詐欺師ですよ! 私は維新を応援している者です。だから忠告します。選挙へのマイナスにしかならないので消した方が良いですよ」
「犯罪者だよねえ」
「維新は絶対ないな。詐欺紛いな事で人を嵌め込む人とお友達。類は友……」
「胡散臭さ満開やなあ」――と言った具合だ。
本紙では、このウルフ村田のことを何度も取り上げている。
それは、彼女は株式評論家ではなく、仕手筋に協力して一般投資家に株を買わせる「煽り屋」に過ぎないと見ているからだ。
むろん、仕手筋は株価が上がったところで売り逃げることで儲ける。自己責任といえばそれまでだが、その結果、ウルフ村田の煽りに乗って大損した素人投資家は多い。しかも、連動していると思えない仕手筋のなかには反市場勢力もいる。
木内氏は「日本の株式市場の今後について対談」というが、ウルフ村田のしていることが、わが国株式市場をまともに活性化させると思っている者など皆無では。上記のような評価コメントが載るのは無理ないだろう。
では、なぜ、それにも拘わらず、木内氏はそんなウルフ村田と対談なのか?
その答えは、本紙既報記事ですでに述べている。