アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「アンジェス」“兄弟会社”「ファンぺップ」が、またぞろコロナ予防ワクチン開発IRし株価高騰狙いか

 それにしても、本当に懲りない連中だ。
「アンジェス」(4563。グロース。大阪府茨木市)といえば、コロナ予防ワクチン開発をわが国企業で一番最初にブチ上げ株価が急騰したものの、本紙でも既報のように昨年11月に実質頓挫。
会員制月刊情報誌『選択』最新号(5月号)の記事「コロナ医薬品開発『国産全滅』の裏側」によれば、相場操縦の疑いで証券取引等監視委員会(SESC)が調査に入っているとの関係者のコメントを紹介している疑惑企業だ。
何しろ、アンジェスの創業者で、頓挫したこのコロナ予防ワクチン開発のリーダーである森下竜一大阪大学教授(冒頭写真左人物)は、安倍晋三元首相(冒頭写真右人物)とゴルフ友だち。そして、国会で追及した吉田統彦衆議院議員(医師でもある。立憲)の言を借りれば、アンジェスが開発を進めていた「DNAプラミスドワクチン」は「危ないし、効果が薄い」にも拘わらず100億円近い補助金が出ていた。しかも、そんな開発計画につき、吉村洋文大阪府知事(横写真)まで近く開発が実現するかのような発言をしアンジェス株価急騰に大いに貢献していたのだ。
大手マスコミはどこも忖度してか報じないが、本紙としては、森友・加計・桜(*桜に関しては本紙の重大関連記事アリ)に次ぐ安倍元首相の重大疑惑ではないかとさえ思っているほとだ。
以上のように、このアンジェスの件だけでもとんでもない話なのに、この“兄弟会社”である「ファンペップ」(4881。グロース。東京都渋谷区)は今年3月25日、効果が長持ちし、副反応が低いコロナ予防ワクチンの開発を進めているとのIRを出していた。
 これを受けてだろう、同日、ファンペップの株価は253円から307円まで急騰(横写真)。そして同日、ファンペップの新株予約権が大量に行使されている。3月、新株予約権の行使は1日数十個、ない日もあったのに、この25日には実に3049個も行使された。
なぜ、本紙はファンペップのコロナ予防ワクチン開発のIRがとんでもないというのか。
前述のようにアンジェスのコロナ予防ワクチン開発は我々の血税を100億円近く使いながら実質、頓挫したのだ。それが昨年11月。
そして、実はファンペップもこの間、阪大と共にアンジェスのコロナ予防ワクチン開発を行っていた。それなのに、開発が進まず、わが国でもファイザー製などのワクチンがすでに国民に投与され完全に勝負ありとなるや、今度はその後で性懲りもなくそのファイザーやモデルナより効果が長持ちし、副反応が低いワクチン開発に計画変更し、再度のファンペップでの株価高騰狙いだとしたら……。ふざけているどころか、犯罪にも抵触し得るのではないか。
なぜ、本紙はこのファンペップがアンジェスの“兄弟会社”というか。
ファンペップの株を、アンジェスが大量に所有しているわけではない。
しかしながら、アンジェスの創業者で、同社がブチ上げたコロナ予防ワクチン開発の責任者である前出・森下阪大教授がファンペップの筆頭株主だからだ。

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