アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「アンジェス」、新型コロナウイルス予防ワクチン開発のきな臭さ(続)

 4月9日、本紙はバイオベンチャー上場企業「アンジェス」(4563。マザーズ。大阪府茨木市)が新型コロナウイルス予防ワクチン開発に名乗りを上げているが、それを主導しているのはアンジェス創業者で、阪大教授(専門は遺伝子治療学)の森下竜一氏だが、その森下氏、あの「加計学園」疑惑は安倍首相が議長を務める内閣府特区制度で例外的に獣医学部新設を認めたことに情実などなかったというものだが、森下氏もまたこの特区制度で何を認めるのか検討する内閣府規制改革委員を務め、医療分野のアドバイザーを行っていることなどから、きな臭さがあることを指摘した。(冒頭写真=TV番組「ミヤネ屋」3月5日放送より)
その際、すでに一部マスコミで報じられていることから、わざわざ触れなかったのだが、医療業界関係者から一般には知られていないから是非追加すべきといわれたのでここに追加報道する。
 横に転載した写真に見覚えのある読者は多いことだろう。
2013年5月10日、萩生田光一文部科学大臣(当時は安倍総裁特別補佐)が自分のブログに投稿したもの。
その後、加計疑惑が浮上した際、安倍首相と加計学園の加計孝太郎理事長の「腹心の友」ぶりの証拠としてよく取り上げられた。この写真は、同年5月5日のゴールデンウィーク中、安倍首相の山梨県内の別荘でビールを飲みながら談笑しているものだった(右端が萩生田氏。中央が加計氏)。
そして翌6日、3人は近くの「富士桜カントリー倶楽部」で行われた安倍首相主催のゴルフコンぺに参加しているのだが、それは4組、すなわち計16名のミニコンペだったが、そのメンバーに森下氏も入っていたのだ。

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