アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「ストリーム」相場操縦・佐戸被告の4回目公判報告

松浦大助グループ」の側近といっていい佐戸康高被告の、「ストリーム」(3071。マザーズ)株価操縦事件ということで本紙では注目しているわけだが、その4回目公判は予定通り、10月18日(金)午前10時からあった。
紙既報通り、この日、同事件でやはり起訴されている笹尾明孝被告が検察側証人に立ったのだが、それはお昼休みを挟んで午後から。
午前中は、本紙既報のように、現在、「オウケイウェイヴ」(3808。名証セントレックス。東京都渋谷区)子会社の証券会社「OKプレミア証券」の歩合外務員を務める荒木武氏が証人に立った(荒木氏は裁判官に身分を聞かれ「証券外務員」と返事)。そう、仕手筋御用達として有名だった「ヤマゲン証券」(現マディソン証券)時代、オーナーだったあの荒木氏だ。
紙既報記事では、佐戸被告はヤマゲン証券を利用していたが、情報が漏れる危険があるということで、事件化したストリーム株は別の証券会社を通じて行ったとして、その新たな証券会社担当者が2回目公判で証人に立ったと報じたが、不正確な内容でこの場を借りて訂正、お詫びします。
佐戸被告はいままで通り、ストリーム株も当初はヤマゲン証券、それも前出・荒木氏が担当で注文していたのだが、まさにその(クロス)取引の件で東証の方から怒られ、それで別の証券会社に替えたのだった。そこで、替える前の内容について、荒木氏が検察側から呼ばれて証言したのだ。

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