アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「ミュゼプラチナム」買収で注目――「KOC・JAPAN」被害者の会設立へ

KOC・JAPAN」(以下KOC略。東京都中央区。秋山博士代表=冒頭写真)が大きな注目を集めたのは2024年4月のことだった。
この時、KOCは同社HPで、あの脱毛大手サロン「ミュゼプラチナム」を買収したとIR。
同社は飲食店を中心に2割引になる「Cポン」という電子決済システムを提供している広告代理業務を行う企業だが、その際のIRでは、Cポンを利用する150万人と、ミュゼの450万人の顧客が連携することにより相当なシナジー効果が期待できると謳っていた。
そして、その前後、「3カ月後には3倍で返せる」といって出資金を募ったり、「何十倍にもなる」といって同社株を買わせたりしたのだ。
だが、ミュゼ買収からわずか3カ月後、KOCは約2200万円の雇用調整助成金の不正受給で厚生労働省に社名公表される(右下写真)ほど、経営は厳しかったようなのだ。
何しろ、ミュゼ買収といいながら、実際はミュゼの親会社買収で、それもわずか1カ月で転売していたのは、当時、本紙でも既報の通り
実はKOC、ミュゼの親会社を手放した後、ミュゼの経営会社の方の株式を34%持っていたこともあるようだが、25年8月、ミュゼを経営していた「MPH」が破産手続開始決定を受けたのはご存じの通り。
 また、そのミュゼを一時買収していた「船井電機」も24年10月、破産手続開始決定になっているが、両社に群がった怪しい面々に食われたためのようで、そのことは当時、本紙で詳しく報じている。
そしてKOCも、秋山代表がミュゼが買収する別の脱毛サロン経営会社「エピソワ」の代表に24年10月に就くなど、この怪しい面々とリンクしていた。
何しろ、KOC創業時から詐欺の前科のある吉野幸則氏の関与が指摘されていたが、それは現在、監査役に吉野氏の娘が就いていることでも明らか。それだけではない。KOCと同居するIT企業の代表に吉野氏の妻が就いているということで確認したら、何と昨年7月からは替わって吉野氏自身が代表に就いているではないか。
もっとも、KOC自身は同居していたビルから昨年10月、近くのバーチャルオフィスに移転していたが、被害者によれば、すでにそこにも同社は存在しないという。
現在もKOCをネット検索すると、ミュゼ買収時と変わらないHPが出て来て、今もCポンなどの会員募集を行っている体になっているが、とっくに事業実態はないという。
(*被害者の会 ラインID @200tcgmp 以下に紹介)

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