「ナポリの窯」は、全国で宅配ピザ事業展開企業「ストリベリーコーンズ」(宮城県仙台市)の屋号。
同社は社名の「ストロベリーコーンズ」、「シカゴピザ」の屋号でも展開している上、最近は大物ユーチューバーのヒカルが宣伝し知名度がアップしているから、ご存じの読者もいるのではないだろうか。
大手の信用調査会社データによれば、ストロベリーコーンズの2024年11月の売上高は約37億円。相応の知名度と営業基盤を有する。
しかし、「ピザハット」「ドミノ・ピザ」「ピザーラ」の3大宅配ピザに対抗できず、23年は16店舗も閉鎖を余儀なく苦境に立たされていた。
そこに救いの手を差し伸べたのが「エックスモバイル」(東京都港区。木野将徳代表=冒頭写真)だった。
同社は25年1月、ストロベリーコーンズのホールドカンパニー「いちごホールディングス」(ストロベリーと同住所)に約2億5000万円出資(株式55%保有)。そして同年11月には完全子会社化し、木野社長自身が同社社長も兼務するなど経営陣が入れ替わったが、その新取締役のなかにはヒカル(右下写真。本名・前田圭太。34)もいた。
なぜ、ドコモなど4大キャリアから回線を借りるMVNO(仮想移動体通信業者)で格安携帯の販売会社が宅配ピザと思うのだが、エックスモバイルによれば、宅配ピザのネットワークを活用した携帯販売、加入者限定の優待などの相乗効果を創出するという。
実際、ヒカルの取締役起用、同氏の宣伝で昨年12月の「AERA」記事によれば、「ナポリの窯」の爆売れ現象が起きているという。
そんななか、本紙に、このいちごホールディングスの株主のなかに「反社会勢力」の疑惑がある人物がいるとの情報が、株主名簿と共に寄せられた。
なぜ、本紙へなのか?
そこで思い出していただきたいのが、本紙では昨年7~9月にかけ、「怪文書登場で中止になった『シンシア』TOBーーインサイダーや相場操縦疑惑。ホリエモン関与説も」というタイトルで3度報じた件
このコンタクトレンス製造・卸「シンシア」(7782。東証スタンダード。東京都文京区)をTOB(株式公開買付)しようとしたものの、タイトルのような疑惑を訴えるインサイダー情報が出て中止したのがエックスモバイルだった。
そして、同年9月上旬に本紙はサイバーテロに会う。
加えて、反社疑惑の株主のことを本紙は過去、何度か報じていたところ、その記事を消してくれと、執拗に元ヤクザ幹部からいわれ、このことも記事で報じている。このように、エックスモバイルも反社疑惑株主とも因縁があるからだろう。



