
この連載の前々回、昨年12月29日、年内に大きな材料発表があると噂されていると取り上げた「アンジェス」(冒頭左写真。4563。東証グロース。東京都港区)は、結局年内は何もなかったものの、今年になってIR発表でPTS=「Proprietary Trading System(私設取引システム)」の略で、翌1月8日は短時間ながら大幅高となった。
同じく昨年12月に取り上げた「技研製作所」(6289。東証プライム。高知市)も1月9日に1Q大幅上方修正が発表され、PTSでは高値2400円まであり、2290円(+266円)となった。
PTSは余り参考にはならないが、大幅上昇修正でも会社側は保守的といっているので休み明けの13日には期待できそうだ。(冒頭右写真。実際、金曜終値より5・34%高に)
もっとも、前回取り上げた「リソー教育グループ」(4714。東証プライム。東京都豊島区)は逆に大幅下方修正となったが、PTSでは大幅安ではなく1円高。同社については先の長い話なのでしばらくは自然体の動きだろう。
さて、昨年はTOB、BMOの噂がいくつか発表された。インサイダー情報が外部へ漏れていたということで、これは企業・関係金融機関に問題があったということだが、企業側からはまず漏れない。漏らすのはほとんどが証券会社側だろう。これには、証券取引等監視委員会(SESC)の奮起を促したい。なお、一般投資家がインサイダー情報を得て売買すると違法になる。しかし、売買してなければ何ら問題はない。自分では売買せず、情報を他人に流し、その人物が売買した場合は「善意の第三者」となり当局からの追及は難しくなる。
以下では、先週聞こえて来た更なる情報を取り上げたい。



