アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>キャディ自死の千葉県ゴルフ場――新たな未成年社員(当時)へのハラスメント疑惑につき会長へ抗議すると、有名弁護士事務所介入

 本紙では、昨年6月、千葉県成田市のゴルフ場「大栄カントリー」で当時24歳のキャディの自死に続き、つい先日も、未成年女性社員(当時)がセクハラ、パワハラされ、メンタルに深刻なダメージを受けて1年も経たず辞職した疑惑を報じたばかり
しかも、今回の疑惑の主は、下山隆専務だけでなく、会長の三谷清俊氏とも報じた。
実はこの本紙記事が出る前日、6月4日、祖母が、孫にそんなことをしたという三谷会長を許せず、いてもたってもいられなくなったようで三谷会長に直接電話したところ、自宅が近所同士ということもあり、三谷会長が被害者とされる娘宅を同日訪問。
話が持たれたものの、三谷会長は弁明に終始し、被害者とされる家族は納得いかないようだ。
そうしたなか、6月9日付で、当事者の娘、その祖母、母親の3人宛に、今後もそういう主張をされる場合は、三谷会長当人ではなく、代理人のこちらへと弁護士事務所から内容証明郵便が来たという。
その弁護士事務所とは弁護士法人「わかさ」(東京都千代田区)。
そう、ヤメ検で、衆議院議員も2期務め、「正義の人」として知られる著名弁護士の若狭勝氏(冒頭写真。68)が代表社員を務める。
ところが、同事務所は大栄カントリー、下山専務、三谷会長個人の代理人も務めている。
本紙が大栄カントリーの最初の記事を書いた時も、同ゴルフ場、下山専務の代理人として、本紙に、記事を削除しないと記事削除訴訟を提起するという恫喝とも思える内容証明郵便を送って来た(本紙が拒否するも、実際には提訴して来ていないが)。
なぜ、若狭氏が代表社員の事務所が、こんな疑惑のゴルフ場側の代理人を務めるのか?
不可解と言わざるを得ない。
(*以下に、今回の内容証明郵便を転載)

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