アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」――失業保険申請手続きが遅れている理由を高橋代表に問い質した(専門スタッフも専用電話も無)

 大手脱毛サロン経営「ミュゼプラチナム」――内紛は高橋英樹・ 三原孔明派が勝利。これで社員の給与遅配が解消するのかと思ったら、「会社都合の退職」(勧奨)で失業保険申請してくれとのこと。
ところが、申請のために必要な「在職証明書」や「離職証明書」をもらおうにも連絡がつかないといった社員の訴えが本紙にも多数寄せられている。
この「会社都合の退職」(勧奨)に関しても、当初、社員向けオンライン説明会で「解雇」と発言し混乱を招いた。
言い間違い(?)だったと謝罪した、4月2日に経営会社「MPH」(東京都港区)代表に就いた高橋秀樹氏に、再度、なぜこんな事態が起きているのかLINEにて問い質した。
併せて、4月21日(月)から本当に店舗を再開するのか、その場合、どの程度の規模になるのかなども聞いてみた。
以下、本紙の質問に対する高橋代表のLINEでの返信を紹介する。
結論を先に言えば、失業保険手続きのための専門スタッフも、専門電話も設けておらず、これでは手続きが遅れ、苦情が出るのは無理もない。
社員のことを本当に考えているなら、真っ先にその手当をすべきと思うが、返って来た答えは社員が引継ぎをしないなど言い訳ばかり。それを迅速に解消するのがトップの役目と思うが。
前回の「解雇」発言につき、あくまで言い間違いと釈明する(「解雇」と「退職」は言い間違いするレベルではない)姿勢といい、正直、高橋代表の言い分はその場しのぎ、時間稼ぎとも思え、どこまで真剣にやっているのか疑問と思わざるを得ない。
――〇質問(取材申込)

質問① いったい、失業保険申請のための専門スタッフは何人確保しているのか? その専用電話番号を教えて下さい(メールアドレスも)。

(専用スタッフは)いません。
人事業務と決済管理の業務について、下記のメンバーが引き継ぎもせず、皆様の退職勧奨や育休、産休対応在職証明の提出にも遅延が発生している最大の理由となっております。

【人事】
畠中裕一元執行役員他10名の実名を上げているが略。
【決済管理】
同じく12名の実名を上げているが略。

上記のメンバーには昨日まで猶予をとっていましたが、協力してもらえてないので昨日付で懲戒解雇しました。

現在はグローバルブリッジファンド合同会社(GBF)や新生ミュゼプラチナムから代理人事を3人置いていますが、明日(4月16日)からGBFから6人追加しますので合計9人になる予定です。

 ハローワーク品川、東京労働局労働基準監督署での指導を受けて、厚生労働省、労働局、雇用保険課・大島さんが担当になってもらって今、指示待ちなんですが
答える内容が決まっていないので返信できてない状態ですが、今週中には回答できる見込みです。

専用電話番号とメールアドレスは作っていなくて、専用公式LINE(横写真のように通じない)とオフィスステーションという社員専用公式SNSを活用しています。
理由は3000人の個別対応ができる体制が整っていないからです。

質問② 現状、どれだけの人数が「会社都合の退職」を希望して失業保険申請をしており、どれだけの人数の手続きが済んでいるのか?

退職勧奨の承諾書は800人くらいが返送もらっていて、離職票も800人くらいに送付できてます。

(以下は、本日追加の回答)

 昨日の数は更新されてないんですが、一昨日付でのデータです。
離職票をこちらで作成した数は1726件(82%)、離職票が社員に送られた数は819件(38%)、ハローワーク提出までできてるものは258件(17・1%)。
昨日も増えてます。
今日からは3人体制から9人体制に増えます。

今日明日で厚生労働省から返信がある予定ですので、そこから返信スピードもあがります。

ここはなぜか? というと、法律で返信できるものと、会社の都合で検討しないといけないところがごちゃついていて、これを各省庁に確認して許可がでてからでないと返信できないからです。

 

質問③ 抗議のデモ? が本社前、高橋代表自宅前であった(通報した)のは事実か? これに対する高橋さんの見解を。

(*本紙YouTube版のミュゼ・船井電機関連はこちら。無料)

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