大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」(経営会社は「MPH」。東京都港区)の経営権を巡る高橋英樹・三原孔明派と、大島正人・阿部博派の内紛は3月26日、東京地裁で阿部博社長はMPHの「取締役及び代表取締役の地位にないことを仮に定める」との仮処分決定が出たことは本紙既報の通り。
複数の関係者によれば、この決定を受け3月28日午後3時ごろ、高橋氏、三原氏らは、この間、大島・阿部派が占拠している東京港区の台場ガーデンシティビル(冒頭写真)の11階にある本社に乗り込んだそうだ。
もっとも、これはあくまで仮の決定だ。
大島・阿部派にすれば即時抗告するなど、まだ法的に抵抗する術はあり、したがって、高橋・三原派も大島・阿部派がスンナリ占拠を解き、招き入れるとは思ってなかったと思う。
ところが、結論をいえば、大島・阿部派はあっさりと占拠を解き、高橋・三原派は本社に入り、その占有を取り戻したという(下2枚の写真は、店舗閉店に伴い本社内は機材在庫の山の様子)。
「その場には、大島氏、阿部氏など指示を出せる者がいなかったようです。大島氏はケガをしたとかで車イス状態とのこと。そして、『俺はもう辞めたから』と遁走していたようです。さらに驚くべきことに、大島氏や阿部氏は他の役員にさえ仮処分に負けたことを知らせておらず、アクセスジャーナルさんの報道を見て知ったとの声も出ています」(事情通) というわけで、仮処分で高橋・三原氏が勝ったことを告げると、残っていた社員は抵抗することなく招き入れた模様だ。
とはいえ、今後、大島・阿部派の反撃はないのか!?
結論をいえば、それはあり得ない。
というのは、並行して、大島・阿部派は彼ら側の者を役員に就ける登記申請をしていた。だが、高橋・三原派側がジャマをして、登記手続きが出来ないようにしていると主張していた。
ところが、そう言っていたにも拘わらず、自らその登記申請を取り下げていたことがわかった。