アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「『大栄CC』総支配人とキャディの自死」(『ZAITEN』3月号)

 本紙では昨年6月に、「大栄カントリー」(千葉県成田市)で働いていた24歳のキャディーが自殺、また職員が次々と辞職しているのは、このゴルフ場経営会社専務S氏が原因ではないかとの記事を配信
さらに昨年12月には、自殺したキャディーの遺族と、専務S氏のパワハラで辞職に追い込まれたとする元職員が、弁護士同席で記者会見したことから、その内容を報じている。
これまでこの件を報じたメディアは本紙だけだと思うが、ついに月刊経済誌『ZAITEN』が2頁割いて取り上げた。
しかも、本紙の場合は慎重を期して、この専務の実名はむろん、顔写真も公表していない。
だが、今回出たZAITEN記事(冒頭写真。顔写真と実名箇所を本紙では黒塗りにしています)は、独自取材結果も踏まえ、このS専務(=総支配人)の実名、顔写真も明らかにしている。
ZAITENはゴルフ場に関する記事を売りの一つとしているが、それにしても思い切ったことをしたものだ。
本紙は第一弾記事を出した際、匿名にも拘わらず、「弁護士法人わかさ(代表・若狭勝)」から「全くの事実無根」だとして、大栄カントリーとS専務の代理人として「1週間以内に記事を削除しないと記事削除請求する」旨の内容証明が来て身構えたものだ。
もっとも、削除に応じなくても差止請求はなく、それは昨年12月の記者会見内容を伝える記事も同様。
だが、今回のZAITEN記事は繰り返すが、S専務の実名、顔写真も明かしている。大栄カントリー側がどんな対応をするのか見物だ。

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