愛知県警は1月15日、有名スタイリストの「BUN」こと、本名・三好文弘(45。冒頭写真は2010年当時)を出資法違反容疑で逮捕した。
大手マスコミは翌16日までに一斉に報じており、それによれば、タレントグッズの販売事業への投資名目で、2億8000万円を不正に集めていたという。
だが、大手マスコミの一部報道にもあるように、「契約書が偽造されていて詐欺にあった」疑いもあり、今後、詐欺容疑で再逮捕される可能性は高いのではないか。大手マスコミは警察発表だけに依っているので犯行内容が具体的でないが、本紙が得た情報によれば、三好容疑者はX JAPANのYOSHIKI、SUGIZO、INORANなど著名なロックバンド系のファッションコーディネートをすることが多く、あのコロナ禍、これら親交あるミュージシャンのロゴを入れるなどしてファン向けにオリジナルのマスク(Tシャツも)を販売すれば儲かるといい、投資を持ちかけていた。
“偽造”というのは、投資を持ちかける際、「フジ・メディア・ホールディングス」(4676。東証プライム上場)の連結子会社「ポニーキャニオン」などとの偽造された「商品売買基本契約書」を見せ、中国の工場で製造するが、それには前金がいるなどといい、本紙の取材では、富裕層10人ほどから総額6~7億円を詐取していたと見られる。
だが、今回の大手マスコミの報道では15人ほどから総額17億円ほどを集めていたという。
本紙では告発を受け、この投資詐欺疑惑につき、昨年3~6月にかけ3度報道。偽造の契約書も公開していた。
また、本紙YouTube版でも昨年6月に報じていた。
以下、本紙の関連記事。
①<芸能ミニ情報>第130回「有名スタイリストのマスク投資詐欺(コロナ禍)」(2024.3.01)
②<芸能ミニ情報>第134回「有名スタイリストのマスク投資詐欺(コロナ禍)」(続報)(2024.5.12)
③マスク投資詐欺有名スタイリストの正体―― あのリア・ディゾンの元ダンナ(2024.6.23)