アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>「武富士」創業者元娘婿、「食べるものなく」白骨化同居女性に成り済まし娘親にメールで無心の詐欺、窃盗で再逮捕

警視庁大崎警察署は1月7日、元最大手消費者金融「武富士」創業者で会長だった武井保雄氏(故人)の元娘婿だった高島望容疑者(冒頭写真。64)を、詐欺と窃盗容疑で逮捕した。
本紙でも既報のように、武井容疑者は、東京都品川区の自宅マンションに白骨化した遺体を放置していて、死体遺棄容疑で昨年12月18日に逮捕されていた。
自宅家賃を滞納し、東京地裁の執行官が強制執行のために部屋を訪れたところ、ゴミ屋敷状態のなかから遺体を発見して。
その異様さに、本紙では、過去、高島容疑者が所属していたカルト的団体との関係につき紹介した。
が、再逮捕の内容を聞くと、単に同居していた女性の死亡が親に知れると、成り済ましてカネの無心ができなくなることから死亡届けを出さなかっただけのことなのか?
知人女性は2020年8月ごろ病死した模様。
高島容疑者は昨年12月5日にも、スマホのショートメッセージで医療費を80代の女性父親に、女性に成り済まして無心。1万円を銀行口座に振り込ませていた。これまでに複数回に渡り計30万円以上を引き出していたようだとのこと。
それにしても、政治家を志向せず、武井会長の言うまま後継者に成っていたら、武井氏娘と離婚もせず、1000億円以上の遺産を夫婦で得ていた可能性も。
それを思うと、余りに哀れという気も。
人生、本人がいくら努力しても成就せず、不運のままということもある。その一方で、たいして努力しなくてもトントン拍子の者も。人生は不可解、そして運・不運は確かにある。

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